
吉和稲作語録
石が有っても米は出来る。 佐々木(弟) … ヌカルからと石を入れている人もいた。
田植え機が振られるような石は取らないと。 2枚隣の人 … 丁寧。
減水の早い田は除草剤が効かない。
(水尻側に流れるので)除草剤は水口側半分にふる。(量は規定量)
窒素が多い時はもち米。 中耕除草機を押していた人 … 丁寧。




04.25 連日育苗機内の位置を入れ替えたが外に広げる。
05.06 下手の道路側の浸透が激しくて水を当て続けていてもまったく溜まっていない
70km苗箱を輸送するとなると市販の短距離用の
搬送具では難がある。L型アングルを使って作るか。
05.08 プール育苗の水深を上げて箱の肩まで漬かるようにし、液肥を施した。
05.12 シャベルで土を取り除きトラクター自力脱出。水の浸透の激しい道路の周りを鍬でこねる。
05.13 苗に2回目の液肥を施し箱間隔を開いた。
05.17 陸稲を4箱に蒔いたが予備に第2段を水に浸けた。
05.20 育苗箱から出てきた根を切る。本葉3葉。2次根。
05.21 陸稲の発芽率が1/50001/500くらいなので残り全てを水に浸けた。
種もみは3年前のもの。1箱210g蒔いていたとして7gで
250粒なら7500粒 ・・・ 1/1000かも。

05.26 吉和に田植え機を移送。
05.27 下深川の水門造り。ツーバイフォー材を使っての2戦目
1作目の1cm古板では水圧に負けて破断しそうになり中止している。

05.28 稲苗の輸送ラック造り開始。材料はほぼ買い揃えてあるので作るのだ。
35日齢での生育状況は3〜4葉というところ。棚間隔を25cmに設定。
葉色が落ちてきたがこのままにしておこう。
06.01 輸送ラック無しに詰め込めるだけ苗を積んで田植えに出発。
車内に21枚,トレーラーに21枚。そして大量に余る。反当り
20箱とあったので57箱用意したが外周は植えないのと疎植とで苗は余った。
110g/箱では2.5葉くらいまでは茎の太い立派に苗になるが35日齢くらい
にもなると30cmにも達して競合から軟弱な苗とが交じり合う。
小さい苗から使うべきだった。植え痛みが激しい。
茎が折れる。倒れる。ひどく根がちぎれてしまう。根が詰まって植え付けに
欠株が出る。
短辺方向に列植している。手刈りは左上辺の手植えの
特殊米エリアだけとする。図中で横方向に表記してある部分は手植えで
縦方向の筋に合わせた上で横方向でも列にしてある。これは
動力中耕除草機を縦方向に走らせるのに障害でなく、一条バインダーで
刈り取るときには外周を3回まわる事で縦方向の刈り取りの旋回スペースを
確保するためである。外周に所有機械の旋回領域を確保して作業時間効率を
上げるための工夫である。一反強作っていた頃にチョットだけ試したが
3畝に減ってからは収量優先で作付けをしていたがこの大面積なら有効な施策だ。

排水に4時間かかり午後から25aを植えた。燃料はほとんど空になる。
06.02 補植・手直し・手植え。黒ビニール100mの水温上昇パイプを取り付けて
水口の位置を移動する。日差しが良いので3.5度upで出てくる。どれだけ
掛け流しで注水すれば減水とバランスするのか少々の時間では
さっぱり分からない。来週満水になっていたら水門を下げるか。
たいした面積ではないが大勢集まってハゼ干しで
米を作っている田に人がいたので話を聞いてみた。家族で無農薬無肥料で
作っているそうである。植え付けから2週間になるという苗は色がほとんど抜けて
枯れ草みたいになっている。植え痛みなどで葉色が落ちてから
再び成長を始めるまでに吉和ではこれくらいかかるそうだが
ここの苗は相当元気が無い。長年無農薬無肥料を続けているそうだが
無肥料というのはちょっとね。
米ぬかに付いても知らないようだし増収に付いては考えていないようだ。
まあ、営農についての考えの違いであるから時々作況を観察させてもらうとするか。
2002.9.23 収量は別にして美しく稔っている。
この日は車2台でだったから7人くらいであったろうか
大勢での稲作に対してこちらは一人。『家族は?』と聞かれて
「来ない、来ない!」。動けるのは私一人なのよね。
手取りで除草をしていたが後で見るとコナギだらけ。こいつは
たいして影響がないということか。それにしても育ちが悪い。無肥料は土を酷使し過ぎだぜ。
水口から100LゴミBoxに受けて100mの黒ビニールホースを通して
水温上昇と水口の位置変更を狙う。Full注水時には通常栓をしておく穴を開いて
2箇所からの注水を行える。
標準的な大きさはこれくらい。地表温度かが1〜2度に下がる日があるせいか
葉先の色が悪い。
水温上昇パイプは晴天時には3〜5度の温度upが出来る。最大のメリットは
水口を移動できることだと思う。用水の水温は低いので水口の稲は衰弱して
ひ弱であるが位置を移動すれば分散される。
香り米は低温に強いとされているので来期はパイプの向きを変えずに水口に
香米を配置する植栽方法が採れる予定である。
100Lゴミboxを加工した水の分配装置。道路を抜けてきたヒューム管から
100mm径のパイプで取り込み両側に100-70異型パイプ接続継ぎ手
(70側の外径が水温パイプに適合)にて出水する。左手側にはパイプはつながず
1/3水量くらいが出るように栓をしてある。低水温による生育遅れが分散されるからね。
腐葉土を作っている
流入水量を調節するために水路の流れをよどませる板を石で下を浮かせてある。
水口の方の板も小石をかまして開口を調節している。週に1度しか様子を見に
行けないので『掛け流し』という常時入水状態にしておかないと田んぼが
干上がってしまう。減水と入水量のバランスを取らなくてはならないのだが
急速注水でも半日掛かりなので結果が判るのは次の週ということになる。

上段は粒状培養土での苗で下段はロックウールを使った苗。
下土に2.5kg使うのでほとんど重量を感じないマットと比べると
乾燥時でそれくらい、保湿時では2.8kgくらいの重量差になる。
育苗箱にポンポン入れるだけのマットは楽チンである。
(全部土 7.6kg,マット 5kg)
底穴の多い上段の箱は田植え機登場初期の型で箱から出てくる
根切りの大変な事から現在では穴は少なく小さい。
ビニールシートを敷いて下に根が伸びないようにしたりもする。

暖地の下深川で代掻きから日にちの経った水田。これを表面剥離と言うのであろうか
藻が剥げたという感じになっている。
02.06.04 下深川の田に水を入れる。水量が稲作モードで多くなっているので短時間で完了。
02.06.05 早朝に耕運機を運び、帰宅後代を掻く。3速・高速回転で何度も回り
水持ちを良くしようとした。3.4aに2時間かけた。補助車輪はほとんど伸ばしきった状態で
水面に耕運爪のシャフトがくる状態。とにかく、グルグル回った。
こんなに時間をかけるのは始めてである。減水深を小さくしたいとの思いから
鉄車輪に掻き揚げられる土が泥水となり流れ落ちるまでがんばるのであった。
12時間経過では水は濁ったまま、22時間後でもまだ水は溜まっている。
2日は保水しているようである。すばらしい。
02.06.06 早朝に耕運機を持ちかえり、帰宅後田植え機を運んだ。
バケツ稲用に15L漬物桶を10個買った。
02.06.07 帰宅後3a植え付け。所要時間2時間。
02.06.08 手植えで周り縁を植えた。所要時間3時間。午後からは吉和の補植。
石田さん?から緑糯の種もみの交換をもちかけられた。
田植えから1週間経過したが下葉1枚が枯れただけで以外に植え痛みが
少ない。根は伸びており来週には葉色が濃くなり新しい葉が展開していると
思われる。代掻きから日にちが経つので草が出ている。
水口は川の水温で痛めつけられて生育が悪い。
02.06.09 昼過ぎまで吉和の補植。畦の草刈り40%。
余った苗を廃棄し補植用に仮植え。
中耕除草機を押す人を見掛けたので話を聞く。押して引く
のだそうだ。ジャッ … ジャッ。力強く押し出してちょっと戻す。
除草剤を使っているということで草は少ないが中耕による空気の送り込みと
刺激を狙っている。除草剤の普及で我が家では眠りに就いた中耕除草機だが
気にして車を走らせていると吉和では意外にあちこちで現役なのだ。
川の水温 田の水温
広島市 23度 32度
吉和村 17度 17〜20度(掛け流しで面積7倍)
10度くらい吉和の方が寒冷。田の水温はもっと違う。
02.06.15 田に散布後低温でも急速に発酵が始まるようにと古いヌカ床から
拡大培養して生ヌカと予備発酵ヌカを半々で合わせられるほどに用意していた。
中耕除草を行ってから総重量270kg(米袋18袋/15kg/袋)を桶に入れて手散布した。
注水は停止して数日後に再開予定。2ヶ月以上の保管で米袋にはヌカの油分が
染み出しており虫がわいたりしていたがちょっと湿った予備発酵済みのヌカと
混ぜ合わせて手で振ってみると程よい感じで扱いやすかった。乾いたヌカだと
広げた手の指の隙間からどんどん流れ落ちてしまうが2列くらいは遠くに届く。
ざっと10列を振ることができる。
レベルが高くて干上がる場所
02.06.16 熊本の自動車仲間がミーティングをするというので遠征し
ついでにアイガモを買って帰る。
2002.6.19 注水全開 4H
寝ている間に予想以上に溜まっていた。
2002.6.19 中耕除草後注水を停止し米糠散布。干して2日目にはひび割れていた。
米糠の分解は進み土に定着したはずなので掛け流しの注水を再開する。
たいして臭わない。しめしめ、作戦成功。一部ひび割れが生じていたが
なかなか良いタイミングの注水開始だった。
2002.6.19 特殊米の分けつ
2002.6.23 コシヒカリの分けつ
2倍くらいに増えた。
2002.6.23 紫黒米の分けつ。田植えから3週目。
種が少量なのでしっかりとした苗になっていたから生育はコシヒカリよりも早い。
こちらは3倍というところ。
2002.6.29 中耕除草機で浮き上がった草。
2002.06.23 手押しの中耕除草機2台の実力調べ。水車式はバシャバシャ
音がして楽しいがツメ式は音がしない。2往復で1工程という感じ。
水車式はツメの長さの違いもあり動力式には及ばない。手押しは似たような
除草効果となったが作業時間が余計にかかるがツメ式のほうが均整な様に思われた。
2002.6.29 中耕除草機のテスト。トゲ式と水車式でどちらも2回掛け。
普通水車式は1回しか掛けない。2度通しでも草は残る。
02.06.28 生産区長会議に出席後白木地区のアイガモ農家を教えてもらって訪問するも不在。
02.06.29 週初めの雨で用水路で水をよどませて注水量を調整するための
置石が流されていて予定したほどには水が溜まっていなかった。畑のほうの
草刈の残りを終わらせた。
02.06.30 4日後の満水を目指して注水量を絞って帰っていたのに
用水路を流れてきた板切れが引っかかって注水量が80%出力くらいになっていて
既に満水状態。水位を上げるための堰板を追加して中の小くらいの注水量に設定。
いよいよ深水管理に入る。イグサみたいな草はどうしよう。10列引き抜いたが
下深川の3.5aでは狭すぎる8羽のアイガモをこちらに移して水を濁らせる作戦に
変更しようかと思っている。